子育て研究所

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Lesson 11-1 競争について

 最近では、運動会に順位をつけないということがしばしば行われているようです。「よーい、どん」でスタートして、先頭を走っている子もゴールの手前で止まって、最後の子を待って、みんな一緒に手をつないでゴールするそうです。

 子供を競争させることには、賛否両論がありますが、皆さんはどうお考えになりますか? どういった競争は良くて、どういった競争は悪いという基準がありますか? それとも、競争には一切反対ですか?
 競争に対して否定的な人の意見を見てみますと、比較したり、競争させると、弱い子供がかわいそうだという考え方や、無闇に競争させるべきではないといった考えが見られるようです。
 また、競争に肯定的な人の意見では、所詮この世は弱肉強食の社会だから、競争に勝ち残れるような子供に鍛えてやらなければならないという意見がみられるようです。

 人生には、いたる場面で競争の場があります。高校入試、大学入試、就職試験、人によっては、幼稚園の入試、いわゆるお受験から頑張っておられる方もいらっしゃるかと思います。また、社会に出てからも競争、競争で、心の休まる暇がないと感じている人もいるかもしれません。だからこそ、愛する我が子にはできるだけ競争しなくていいように、エレベーター式の名門校の附属幼稚園に入学させようとしている人もいるかもしれません。また、うちにはそういった経済的な余裕はないから、細々と家業を継いでもらいたいという希望をお持ちの方や、社会に出て競争させたくないからぜひ公務員になってもらいたいというような希望を持っている人もいることでしょう。また、うちの子は何をやってもダメでグズだから、競争には向いていないと子供に対して悲観的な方もいるかもしれません。

 最近、人生の勝ち組とか負け組ということも言われます。それに関してはどう思いますか? あなたは競争に関して、どのような意見をお持ちですか? 子供に対して、競争を教え、人を蹴落とすことを教えるのがいいのでしょうか。それとも、横並びのゴールのような、無菌室での培養のような状態で育てるのがいいのでしょうか? あなたのご意見はどちらですか?