新しい経済システムを考える

資本主義の弊害を克服する永続的で貧困のない互助経済システムを提案します

まえがき

 世界的金融危機、失業率の増加、ワーキングプア層や低所得者層の増加、格差の問題、自殺者の増加....。
 これらの問題を政治家はどう解決するのだろうか?
 経済学者はその解決方法を知っているのだろうか?
 テレビのコメンテーターは打ち出される様々な経済政策に対して批判をするが、代替案を持っているのだろうか?

 現代の金融資本主義はノーベル経済学賞を受賞するような優秀な頭脳によって創りあげられたが、世界を大混乱させたうえ、破綻を目前としている。多くの人はこのような資本主義システムは永続可能なものではなさそうだと薄々感じている。しかし、誰も新たな経済システムを提示することができず、政治家も、経済評論家もあてにならない。

 共産主義が崩壊し、資本主義も多くの問題点を露呈してきた現代において、どのような社会システムが必要とされるのだろうか。
 そもそも理想的な社会システムなど存在するのだろうか?
 もし、理想的な社会システムが存在するとするならば、それは資本主義を修正したものなのだろうか、それともまったく新しいイデオロギーなのであろうか?

 私は現代の諸問題を解決する理想的な社会システムは存在すると考える。
 このサイトでありきたりな経済論をぶちまけるつもりはない。むしろ、大胆な社会システムを提案したいと考えている。批判も覚悟の上である。
 ただし、批判するならそれなりの覚悟で批判してもらいたい。少なくとも最後まで読み、論の流れを理解した上で批判していただきたいし、可能であるならさらなる代替案を示していただきたいと思う。
 ここでは全く新しい社会システム論、経済システム論、イデオロギー論を展開していく。
 ※ 2011年6月にこの経済論を「互助経済論」と名づけた。