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Lesson 6-5 ほめるかわりに
今までのほめ言葉の代わりに、どのような言葉がけが望ましいかという話をしましたが、もう少しだけ練習してみましょう。
[ 事例 ]
あなたの夫が料理を作ってくれました。さて、あなたはどのように言葉をかけますか?
「おいしいね(^^)」とか「ありがとう(^^)」と言うのではないでしょうか。それでいいのです。何も特別なことはないのです。あなたが普段していることでいいのです。「ほめない」というと、つい、難しく考える人がいますが、楽に考えていただければ結構です。何も特別なことでないことをご理解いただければ結構です。相手が子供だと思ったり、ほめて喜ばせておけば、また手伝ってくれるという下心があると、つい、「えらいね」、「すごいね」、「さすがね」という言葉が出てくると思います。いえ、決してその言葉が悪いと言うわけではありませんが、その背後の自分の心はチェックする価値があると思います。相手が子供の場合より、大人の場合の方がほめ言葉になりにくいと思います。
多くの親や教師が、子供をほめるとき、「えらいね」、「すごいね」、「さすがね」といった言葉を使うようです。しかし、「ありがとう」という言葉はもっと素敵な言葉ではないでしょうか。その言葉によって、貢献感を育むことができるのではないかと思います。
せっかくこのページで難しい話につきあって、子育てを勉強するのですから、それを子育てだけに使っていてはもったいないですし、上達も遅くなります。夫婦の間でも、友達との間でも、どんどん使ってください。それが、あなたが育ち、変わるということです。そうすれば、子供も変わってきます。ほめて子供を変えようとするのではなく、あなたが変わって子供が変わるのが、本当の子育てだと思うのです。
子供に対してのことばがけの比較をしてみましょう。どちらの方があなたの好みかは、あなたの判断にお任せします。
[ 事例 ]
あなたお子さんが料理を手伝ってくれました。さて、あなたはどのように言葉をかけますか?
これも、「えらいね」、「じょうずね」よりも、「おいしいね(^^)」とか「ありがとう(^^)」がいいように思います。また、次のような言葉がけはどうでしょうか。「一緒に楽しく料理ができて、楽しかったね」とか、「○○ちゃんと一緒に料理ができて、お母さんとっても嬉しいわ(幸せよ)」という言葉がけです。
ほめるやり方に比べ、人の役に立てる、人を喜ばせるという貢献感を育(はぐく)む言葉だと思います。お母さんとの関係も、評価する側とされる側といった感じではなく、対等な目線で、料理をした時の嬉しい感情を共有していると思いませんか?
念のために申し添えますが、私の言葉をほめるのは良くないというのと勘違いして、子供がほめるべき行動をした時も、ほめない人がいます。それは間違いです。一番いいのは、ほめるのに代わる素敵な言葉がけ、次がほめること、一番良くないのが何も反応しないことです。いい言葉がけが思いつかなかったら、あなたの感情のままほめておけばいいのです。その後で、ゆっくりどんな言葉がけが良かったか考えればいいのです。慣れるまではそんなものだと思います。自転車も乗れるようになるまでは、意識を集中しないといけませんが、乗れるようになれば意識しなくても上手に乗れるのと同じです。慣れてくれば、自然と「ありがとう」といった、素敵な言葉がけが自然にできるようになりますから、心配はいりません。私の経験からいいますと、お母さん方よりも、教師の方がなかなかほめ言葉から抜けられないようです。感情のこもっていない「ありがとう」よりも、愛情のこもった「えらいね」の方が子供にとっては良さそうだということも付け加えておきます。
私は、人はほめられる喜びよりも、心がひとつになる喜び、感動の方が大きいのではないかと思うのです。それがなかなかできない人は、ほめられよう、認められようと限りのない欲求を求めて、行く果てもないのです。ブランドの服やバッグをいくら買っても満足しない人がいるかと思えば、そんなのひとつも持っていなくても満足している人もいるのです。他人からの評価を期待する欲望は、金銭欲と同じで限りがありません。そういった人は、服がほめられ、バッグがほめられていることも知らず、自分がほめられていると思い込もうとしているのです。(決してそれが悪いというわけではありませんが....。) あなたのお子さんと、あなたの夫と、あなたの友人と、この人生の中で心がひとつになる喜びをたくさん味わえるといいですね。私はある面、「幸せとはひとつになること」だと思っています。
[ 事例 ]
あなたの夫が料理を作ってくれました。さて、あなたはどのように言葉をかけますか?
「おいしいね(^^)」とか「ありがとう(^^)」と言うのではないでしょうか。それでいいのです。何も特別なことはないのです。あなたが普段していることでいいのです。「ほめない」というと、つい、難しく考える人がいますが、楽に考えていただければ結構です。何も特別なことでないことをご理解いただければ結構です。相手が子供だと思ったり、ほめて喜ばせておけば、また手伝ってくれるという下心があると、つい、「えらいね」、「すごいね」、「さすがね」という言葉が出てくると思います。いえ、決してその言葉が悪いと言うわけではありませんが、その背後の自分の心はチェックする価値があると思います。相手が子供の場合より、大人の場合の方がほめ言葉になりにくいと思います。
多くの親や教師が、子供をほめるとき、「えらいね」、「すごいね」、「さすがね」といった言葉を使うようです。しかし、「ありがとう」という言葉はもっと素敵な言葉ではないでしょうか。その言葉によって、貢献感を育むことができるのではないかと思います。
せっかくこのページで難しい話につきあって、子育てを勉強するのですから、それを子育てだけに使っていてはもったいないですし、上達も遅くなります。夫婦の間でも、友達との間でも、どんどん使ってください。それが、あなたが育ち、変わるということです。そうすれば、子供も変わってきます。ほめて子供を変えようとするのではなく、あなたが変わって子供が変わるのが、本当の子育てだと思うのです。
子供に対してのことばがけの比較をしてみましょう。どちらの方があなたの好みかは、あなたの判断にお任せします。
| えらいね。すごいね。 あなたは天才ね。 |
あなたのおかげで、とても助かったわ。 あなたが嬉しそうで、お母さんもとても嬉しいわ。 |
| いい成績だね。 結果がこれではダメだな。 |
一生懸命頑張ったね。 失敗したけど、頑張ってやってたもんね。 |
| どうしてそんな失敗をするの。 | 失敗したけど、次はどうやったらいいと思う? |
| ここはよくないから、こうした方がいい。 ここはいいけど、ここはダメね。 |
ここのところいいと思うんだけど、あなたはどう? あなたがいいと思うようにしたらいいよ。応援するから。 |
| さすが、お兄ちゃんね。 弟に負けてどうするの。お兄ちゃんでしょ。 |
前よりずっと良くなったと思うよ。 気にせず、次、また頑張ろうね。 |
| お前はおとなしすぎる。弱虫だ。 男のくせに細かいやつだな。 |
あなたは心が優しくて、謙虚なのね。 細かいところまで気がつくんだね。 |
| そのやり方はいい。 そのやり方は悪いからやめなさい。 |
そのやり方は、私も好きよ。 そのやり方ではうまくいかないと思うわ。やめた方がいいんじゃない? |
| あなたは間違っている。 あなたは悪い。 |
あなたの意見は間違っていると思う。 あなたのとったその行動は悪いと思う。 |
| よく頑張ったね。えらいよ。 | 一生懸命やってくれてありがとう。 |
[ 事例 ]
あなたお子さんが料理を手伝ってくれました。さて、あなたはどのように言葉をかけますか?
これも、「えらいね」、「じょうずね」よりも、「おいしいね(^^)」とか「ありがとう(^^)」がいいように思います。また、次のような言葉がけはどうでしょうか。「一緒に楽しく料理ができて、楽しかったね」とか、「○○ちゃんと一緒に料理ができて、お母さんとっても嬉しいわ(幸せよ)」という言葉がけです。
ほめるやり方に比べ、人の役に立てる、人を喜ばせるという貢献感を育(はぐく)む言葉だと思います。お母さんとの関係も、評価する側とされる側といった感じではなく、対等な目線で、料理をした時の嬉しい感情を共有していると思いませんか?
念のために申し添えますが、私の言葉をほめるのは良くないというのと勘違いして、子供がほめるべき行動をした時も、ほめない人がいます。それは間違いです。一番いいのは、ほめるのに代わる素敵な言葉がけ、次がほめること、一番良くないのが何も反応しないことです。いい言葉がけが思いつかなかったら、あなたの感情のままほめておけばいいのです。その後で、ゆっくりどんな言葉がけが良かったか考えればいいのです。慣れるまではそんなものだと思います。自転車も乗れるようになるまでは、意識を集中しないといけませんが、乗れるようになれば意識しなくても上手に乗れるのと同じです。慣れてくれば、自然と「ありがとう」といった、素敵な言葉がけが自然にできるようになりますから、心配はいりません。私の経験からいいますと、お母さん方よりも、教師の方がなかなかほめ言葉から抜けられないようです。感情のこもっていない「ありがとう」よりも、愛情のこもった「えらいね」の方が子供にとっては良さそうだということも付け加えておきます。
私は、人はほめられる喜びよりも、心がひとつになる喜び、感動の方が大きいのではないかと思うのです。それがなかなかできない人は、ほめられよう、認められようと限りのない欲求を求めて、行く果てもないのです。ブランドの服やバッグをいくら買っても満足しない人がいるかと思えば、そんなのひとつも持っていなくても満足している人もいるのです。他人からの評価を期待する欲望は、金銭欲と同じで限りがありません。そういった人は、服がほめられ、バッグがほめられていることも知らず、自分がほめられていると思い込もうとしているのです。(決してそれが悪いというわけではありませんが....。) あなたのお子さんと、あなたの夫と、あなたの友人と、この人生の中で心がひとつになる喜びをたくさん味わえるといいですね。私はある面、「幸せとはひとつになること」だと思っています。